2021-05-20 第204回国会 参議院 環境委員会 第10号
○政府参考人(小野洋君) 委員から御指摘ございました剪定枝等を炭にして炭素を固定、貯留するということでございますが、これは大気中の二酸化炭素を吸収した植物を炭にして固定するということで、脱炭素化の推進の手段として一定の効果があるというふうには考えております。
○政府参考人(小野洋君) 委員から御指摘ございました剪定枝等を炭にして炭素を固定、貯留するということでございますが、これは大気中の二酸化炭素を吸収した植物を炭にして固定するということで、脱炭素化の推進の手段として一定の効果があるというふうには考えております。
その中で、水谷参考人から、剪定枝や食品廃棄物などを利用して炭化炉で炭にする、そして固定化した炭素を貯留するという方法が提案をされたところでございます。
こうした評価方法をしっかりできるように私ども調査検討を進めてまいりたいと思いますし、また、特に御指摘のありました剪定枝などの炭化技術、こういうものについて、資源循環分野におけますカーボンニュートラルに資する技術の一つだというふうに考えておりますので、これについても調査検討をしっかりしていきたいと思います。
自然による流出七千八百八十億トンの一部を炭にするだけで、大気から大量の二酸化炭素を捕集し貯留することになる、剪定枝、作物非可食部、食品残渣・廃棄物、芝刈りくずなどもこの対象になると。
法律的な問題でいいますと、これは生ごみを処理して、あるいは剪定枝を処理してということは、これはごみの処理と。衛生的な処理をしなければいけないということで、通常ですと完全に二酸化炭素までに燃やして、二酸化炭素は気体ですから目に見えません、空気中に行ってしまえば、ああさっぱりと、こういうことになるわけです。ところが、炭にしますと、これは固体で、真っ黒なやつがその辺にたまっているわけですね。
先ほど藤沢を例に挙げましたけれども、炭にするということで、あの場合には生ごみとか食品廃棄物で、ほとんど植林といいますか、街路樹の剪定枝みたいなものは少し入っていますけれども、一万トンレベルです、数%です。実は、藤沢市のようなところ、イメージは観光都市と思われるかもしれませんが、工業都市なんですね。そして、ほとんど森林はございません。元々ないんです。
そういうことからいうと、豊かな日本の森林資源を利活用することによって生産性の向上につながり、新たな産業が創出されて、そしてその産業、つまり製材所から出た間伐材やおがくずや樹皮、剪定枝、そういったものをその地域での地産地消エネルギーであるバイオマスエネルギーの創出に利用していく。
○山田俊男君 もう一点、これは石原環境大臣にお尋ねしておきたいんですが、汚染された稲わらや、それから汚染堆肥、さらには汚染された牧草、それから果樹等の除染のための剪定枝や樹皮、こうしたものが一時保管されている場合もあるんですが、しかし一方で、それぞれ圃場の隅に積み上げられていたりしている。
でも、明らかにこういう剪定枝や何かに付着して、高濃度のものが今灰にたまっているという現状ですから、燃やしたときに一緒に、再攪拌といいますか、再度地元にばらまいてしまうようなおそれはないのかというのもすごく心配していまして、ぜひそういうごみ焼却に関してもしっかりとお手伝いをしていただきたいな、こう思うんです。
○内山分科員 木の剪定枝、枝、葉っぱ等が、実は大量に燃やさずに今保管をされているんですね。これは、このままにしておきますと、いずれ発酵して自然発火したりするんじゃないかという危惧もあります。また、強風等でこういうものが飛散しますと、さらに二次汚染じゃありませんけれども。
この食品廃棄物、広島市内のスーパーから出てきた食品廃棄物にその添加物を加えて、いわゆる市街地の街路樹の剪定枝、それからいろいろな建設廃材から出てくる木材、そういう不要木材、不要草木を粉々にしまして、それにまぜて一つの物質をつくります。
そして、ただいま申し上げましたように、キロ一円ずつ集めましたのが十何億円ですかなりましたんですが、それをもって生産調整といいますと、実がなってしまえばこれは摘果をする、実をもぐとか、あるいはその前の時点におきましてはこれは剪定、枝を切るとか、そういう剪定をするというようなことでもって生産を減らす、そういうような奨励の費用等にそういうものを使ってあるんでございます。